プログラミングスクールの意義とは
日本のみならず全世界的にプログラミング技術者のニーズは高まる一方です。これに対して技術者の養成は日本においては専門学校から始まるのが普通です。専門学校となると入学してくるのは１８歳からとなりますので、教育のスタートとしてはかなり遅いと考えられます。一応は中学校でも家庭科の一環としてのプログラミングが教えられていますが、実態としては実践的な技術を養成するに足る技量のある教員が中学校にいる例は少ないのです。
このような状況の中、文部科学省は２０２０年からの小学校での本格的なプログラミング教育の導入を進めています。しかし、中学校でもうまく行っていない現状では小学校でカリキュラムだけ整えても実際の現場で有効な教育がなされる可能性は低いといえるでしょう。そうした中でも小学校から必修科目となるのであれば、よりレベルの高い進路を選ぶためには学校とは別にスクールに通って学ぶ必要性があると考えられます。他の科目にある塾と同様、プログラムにおいてはスクールの存在は益々重要です。
プログラミングをスクールで学ぶ利点は他の教科と違って自習するにはそれなりのセンスが必要という事があります。特にプログラミングは最初の入り口で覚えるべき事が多くて単調なので、そこで躓いてしまう子供たちが多く出る事が予想されます。この入り口を上手に教えて才能を伸ばしていくにはスクールによる授業は絶対に必要でしょう。優れた指導者のいるスクールに行くことが上達の近道であり唯一の道でもあるのです。